エコキュートの雪対策についてこんな悩みはありませんか。
積雪によって機器にトラブルが発生しないか
風雪や凍結によって機器にトラブルが発生しないか
このことについて調べた結果、次のとおりでした。
風雪や凍結による機器にトラブルを防ぐには、防雪カバーです。
積雪によって機器にトラブルを防ぐには、防雪屋根付き防雪架台です。
この記事では、このことについて詳しく紹介します。
エコキュートの雪対策
省エネ給湯器であるエコキュートですが、正式な名前は自然冷媒ヒートポンプ給湯器で、冷媒として二酸化炭素を使っているものを差します。
そして、エコキュート(ヒートポンプ給湯器)は、下記の4つの過程を繰り返してお湯をつくりだします。
- 低温低圧の冷媒は、ヒートポンプユニット内の蒸発器(空気熱交換器)で気化する際に周囲の空気から熱を吸収します。
- 気化した冷媒をコンプレッサで圧縮して高圧すると高温のガスになります。
- 高温高圧のガスの冷媒は、凝縮器(水熱交換器)で液化する際に熱を放出します。この熱でお湯を作ります。
- 液化した冷媒は、膨張弁で再び低温低圧になります。
この過程で大事な部分が1.の蒸発器(空気熱交換器)です。
蒸発器(空気熱交換器)は、アルミニウム製のフィン状のもので、室外機の大きなファンの内側に設置されています。
そして、蒸発器(空気熱交換器)は、ファンによって取り込まれた外気から熱を吸収します。
したがって、ファンの前が雪で塞がれたり、蒸発器(空気熱交換器)が凍ったりすると、冷媒が熱を吸収しずらくなるため、効率が低下し、結果として電気料金が高くなってしまいます。
それでは、この対策について詳しく紹介します。
エコキュートの雪対策①防雪カバーを付ける
エコキュートの雪対策として、室外機(ヒートポンプユニット)に防雪カバーを付ける方法があります。
防雪カバーを付けると、下記の効果があります。
- 室外機(ヒートポンプユニット)の吸込口や吹出口が雪で塞がれるのを防ぎます。
- 室外機(ヒートポンプユニット)の蒸発器(空気熱交換器)に雪や氷が付着するのを防ぎます。雪や氷が付着するとフィンの目詰まりを起こし、熱交換効率が悪化します。
- 屋根からの落雪で室外機本体やファン、蒸発器(空気熱交換器)が破損されるのを防ぎます。
- デフロスト(霜取り)時間の短縮できます。
エコキュートの雪対策②防雪架台を付ける
室外機(ヒートポンプユニット)が雪に埋まると、給湯効率が低下したり、最悪、故障する可能性もあります。
そのため、室外機(ヒートポンプユニット)を防雪架台に設置することで、積雪で埋もれるリスクを防ぐことができます。
そして、地面から離すことで、雪や氷が室外機(ヒートポンプユニット)の吸い込み口や吐き出し口に付着したり、底についたりするのを防ぎます。
また、屋根が付いている防雪架台を設置すれば、屋根からの落雪で室外機(ヒートポンプユニット)が破損することを防ぐことができます。
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エコキュートの室外機(ヒートポンプユニット)ですが、吸込口や吹出口が雪で塞がれり、蒸発器(空気熱交換器)に雪や氷が付着すると、給湯効率が低下し、結果として電気料金が高くなってしまいます。
また、屋根からの落雪で室外機(ヒートポンプユニット)が破損することがあります。
それを防ぐの次の器具です。
- 防雪カバー
- 防雪架台
この器具を取り付けることで、雪が降っていてもエコキュートはいつものとおり正常に動作して、冬場も安心してお湯を使うことでできます。



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